銃の購入・管理について

一般的に「銃の所持は厳しく規制され、一般人が銃を持つのは難しい」と思われがちですが、銃を持ったり射撃を楽しむことは決して特別なことではありません。

銃所持者の義務

所持許可の更新

所持許可の有効期限は、所持許可を受けた日から3回目の誕生日が経過するまでです。更新手続きは面倒なものではなく、警察の窓ロへ必要書類と所持許可証を持って行き手続きを済ませ、誕生日後に更新された所持許可証を取りに行くだけです。ただ、誕生日の2か月前から1ヶ月前までに更新申請をしないと所持許可が無効になってしまうので注意が必要です。

銃の所持許可更新申請書類一式はこちら

年に1度の銃検査

銃に違法な改造をしていないか、ちやんと使われているかなどを年に一度検査されます。検査は通常4月に行われるので一般に「春の銃検」と呼はれています。銃を持っている人にとっては、まさに春の訪れを告げる年中行事といった趣があるのです。自動車でいえぱ車検と同じようなものですが費用はかかりません。

技能の維持

銃を撃たないで大事にしまつておく、というのは日本ではマイナスポイント。日本では「コレクシヨン目的の銃所持」は認められておらず、使用されていない銃は「眠り銃」といって取り上げられてしまうこともあります。持っているからには射撃場などに出かけてバンパン撃ちたいと思うもの。それでいいのです。ぜひそうしましよう。技を維持することは銃を所持する上で重要なことです。

安全に保管する義務

安全に銃や弾を保管する義務が所有者に課せられます。そのためには、鍵のかかる「丈夫な金属製ロッカー」に人れて保管しておく必要があります。ロッカーの条件は細かく定められていますが、銃砲店で「ガンロッカー」として売られているものでしたら問題ありません。また「弾」も銃とは別の場所に保管しておくように定められていて、こちらも「装弾ロッカー」として専用品が販売されています。

銃の所持

銃を所持するためには「免許」ではなく「所持許可証」が必要です。これは年齢制限をクリアすれば誰でも取得が出来ます。所持許可制なので、他人の保持する銃を借りて打つことも出来ませんし、触ることすら出来ないのです。所持許可については猟銃なら20歳、空気銃は18歳と言う規定年齢を満たせば基本的には誰でも取得できます。但し、「銃を持てない欠格事由」に当てはまる場合は取得は出来ませんが、一般の暮らしをしている方であれば、当てはまることも少ないと考えられます。

所持許可申請書一式はこちら

狩猟免許について

狩猟の免許の試験は札幌では年2回開催されています。

申請書提出先は石狩振興局、問い合わせは猟友会まで

石狩振興局
〒060-8558 札幌市中央区北3条西7丁目 石狩振興局環境生活課自然環境係
TEL/011-204-5824
一般社団法人北海道猟友会札幌支部
営業日:月・木・金 午前9時から午後4時30分
〒065-0025 札幌市東区北25条東15丁目4-20
TEL/011-712-3006

銃所持を辞める場合

銃の所持を辞める場合にも申請が必要です。

銃の保管

石狩銃砲火薬店では銃の委託保管をお引き受けしております。ご相談ください。
1丁1カ月 / ¥2,000~¥3,000